利息制限法は改正されました

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利息制限法とは、1954年に制定された貸付金利に関する法律である。

金利は貸主と借主の間で自由に取り決めることができるが、これでは立場の弱い借主は貸主の言い分に従わなくてはお金を借りることができないというネックも存在する。

すると良心的ではない金利で貸付を受けるケースも出てきてしまい、借主が返済困難になってしまう。そこで、このような問題を解消し、貸主と借主が公平な立場で取り引きができるように利息制限法が設けられたのである。

しかし、金利に関するもう一つの法律である出資法との絡みにより、利息制限法は完璧ではなく、結果として違法金利での貸付も横行してしまっていた。

これにより生じたのが過払い金だ。

過払い金は法律の矛盾点を突いた貸付なので、ある意味で違法業者が違法金利で貸し付けるよりもタチが悪く、借主を守るはずが結果として返済に悩ませることになってしまっていたのだ。

とはいえ、法律の矛盾点を無視しておくはずもないので、2010年に利息制限法の改正が行われた。

改正内容は法定利息の適正化である。過払い金の発生の可能性をなくし、また発生していた過払い金はいかなる場合においても必ず取り戻すことができるようになった。